長崎が72回目の原爆の日を迎えた9日、核兵器のない世界を願う「『平和の使者』千羽鶴を海外へ送るつどい」が松山市北持田町の愛媛県教育会館であった。県内から集まった約15万部の折り鶴を平和活動に取り組む米国、英国、フィリピンの計3団体に送るため、市民らが丁寧に梱包(こんぽう)したほか、被爆者の体験に耳を傾けた。